入賞

アキバ ヒロミツ (Japan)

審査員コメント

Eloquence

普段、覆われたり、後方に位置して人々の視野に簡単に入ってこない建築物の一部分をコラージュしてそれを前面にむきだしにした大胆さが視線を捕らえた。

作家はアルファベットシリーズを通じて造形的に素敵な文字を作り上げた。都市の粗くてごっつい建築要素が文字という簡単な形式に重ねられ、都市の隠れた姿を表出し、見る側から事物に対する認識を拡張させている。

たぶん、作家本人が住んでいる日本の周辺環境から得た素材をもって作業したように見えるが、作品は素材においてはアジア性を持ちながらも形式においてはアルファベットという普遍性を同時に内包している点で 作品を楽しく鑑賞することが出来た。